総務研修委員会基本方針

総務・研修委員会 委員長 佐々木 竜也

近年の栗原青年会議所が考えるまちをより良くするための活動内容は、必ずしもまちにとってプラスになる活動を推進しきれてはなく、明確な理想を見付けた活動と、それを支える確かな組織運営が確立されていないと考えます。まちに良い変化を起こす活動の前提には、自分の意思で理想を見出し、その理想を発信出来る勇気を持ち、自分自身を導ける人材と、それを実現させるために確かな運営が行える組織を築く事が必要です。

まずは、本年度の新体制のスタートを成功させ、理事長の意思に賛同し活動に邁進していくために、総会を規則に則って適正に開催することで、一人ひとりが与えられた担いを理解し、青年会議所活動を全う出来るようにします。そして、自分自身を導けるリーダーシップを学び成長し、会員自身がまちに良い変化をもたらす理想を見出すために、主体的に行動することが出来る人材の研修を実施することで、セルフリーダーシップを一人ひとりが学び成長し、見出した理想を率先して発信し、やがて人々や社会をリードする人材になる契機にします。さらに、各委員会の一年間の活動を検証するために、今年度の目標が達成されたか考える11月例会を実施することで、全会員で成果を共有し次年度以降の活動に生かします。

また、例会が円滑に行われ目的に対し成果を得るために、組織の規則に則った例会の準備と設営をすることで、より良い運動を推進出来る組織を形成します。そして、社会的信用を得られる組織になるために、諸会議の議事録の管理をするとともに、法令や諸規則を厳守することで、会員や地域からの信頼と組織力の強化に繋げます。

会員が肩書にとらわれず、自分自身の中で明確な目標を掲げ、実現に向かって発信していけるセルフリーダーシップと、団体活動として確りとした組織運営を行い、社会から信用と活動に共感を得てもらい、一人ひとりが主役となり創造するまち栗原を実現します。

 

会員拡大委員会基本方針 

会員拡大委員会 委員長 松枝 剛史 

栗原青年会議所は、年々新入会員の入会が少なくなり会員数が減少し事業の開催が難し くなり、会員拡大が必須です。その為、我々の活動を地域の人達に広く伝えていくことで 理解をして頂き、共に活動する同志を増やし組織を大きくする事で事業拡大ができ、地域 に与える影響力も強くなり明るい豊かな社会を築き上げる為にも新入会員を増やしていく と共に地域を牽引するリーダーの輩出をしていくことが会員拡大委員会の方針であります。

まずは、会員拡大を大成させるために、年初に大号令を行い会員拡大意識向上を促進し、 士気を高めます。そして、候補者に活動を理解して頂くために、交流説明会を開催し、我々 が年間を通してどのような活動をしているのかを知って頂きます。さらに、候補者に一緒 に活動したいという意欲を高めてもらうために、共に栗原を担う青年同士で名刺交換を行 うとともに、個別に訪問し熱意を伝えることで、友の輪を広げ入会して頂きます。

また、 新入会員とメンバーとの話し合える機会の場を作るために、交流会を開催し、活動を共に 頑張ろうという絆を深めます。そして、例会や委員会などに積極的に参加してもらうため に、密に連絡を取り、出席して頂いた際にはお礼の電話をするなどのフォローアップを行 うことで、定着に努めます。さらに、メンバーとの親睦を深めるために、8月例会では新 入会員の歓迎会を行うことで、栗原青年会議所の団結力を深めます。また、新入会員に会 員としての自覚をもって頂くために、12月例会では 1 年間の集大成として新入会員と共 に家族例会を企画・運営をすることで、次年度以降も活躍できる会員を増やします。

このような活動が定着1名に繋がり、その積み重ねを持って、栗原青年会議所は、新入 会員5名を目標に活動し、そのような会員拡大を行った結果として会員数が増え、組織が 活発になり、活動の幅が広がり、一人ひとりが主役となり創造するまち栗原を実現します。 

 

地域開発委員会基本方針 

地域開発委員会 委員長 熊谷 裕子 

栗原市の人口減少に歯止めがかからない要因の一つとして、若者の都心部への流出が挙げられます。憧れや働く場所を求めて都心部への就職希望率が高く、このままこの現状が続けば消滅都市となることが明確となっています。先人が今日まで築きあげてきた栗原を以前の様なバイタリティ溢れるまちにするには、未来の栗原を担う健全な青少年の育成と、子どもたちの将来を見据え、自らまち創りをしていく事の出来る大人が必要となります。

まずは未来の栗原を担う青少年育成のため、第36回わんぱく相撲栗原場所を開催することで、思いやりの気持ちを持つことの大切さと、礼儀礼節を学ぶことができます。そして、諦めずに行動することの大切さを学ぶために、第36回わんぱく相撲全国大会へ参加することで、今までの努力が実を結んだ達成感と同時に、叶わなかった子は次も努力しようとする逞しい心を育みます。さらに、女子が活躍できる場を提供するために、第2回わんぱく女子相撲全国大会へ参加することで、女子にも勝利を勝ち取った自信と、ジェンダ ー平等へと繋げます。また、栗原市に住む大人へ向け、栗原の現状が他人事ではないと自覚してもらうために、第8回ジョブKidsスマイルタウンくりはらを開催し、栗原に住む人自らが栗原に住む子どもの未来のために、率先してまち創りに参画する「人づくり」 を推進して参ります。そして、今一度継続事業の在り方を見つめ直し模索研究、立案していくことで、今ある継続事業をただ行うのではなく違った角度から問題を見出し、これからの栗原青年会議所の発展と、夢や希望に満ちた栗原にすべく運動を展開して参ります。

栗原に住まう人各々が地元に希望を抱き、率先して行動していくことができれば栗原市はもっと良いまちになっていきます。一人でも多くの人の気持ちを変革させ、継続事業の在り方を模索研究していくことで一人ひとりが主役となり創造するまち栗原を実現します。