青少年委員会基本方針
青少年委員会 委員長 千葉 陽介
未来の栗原を担うのは、今栗原に住む子供たちです。彼らがこれからもこの町に住み続けたいと思い、地域の未来を創り出していける人財となるためには、愛郷心を育むことが重要であると考えます。この地域に生まれ育ったことを誇らしく思い、この地域を愛する心です。そのためには、栗原の「まち」とそこに住む「ひと」について知る機会、自らを育ててくれた地域への「感謝」を抱ける人間に成長する機会を提供することが必要です。
まずは、今年で第39回目を迎えるわんぱく相撲栗原場所の開催です。栗原は昔から相撲の盛んな地域として知られています。地域で愛される競技・相撲に触れながら、子供たちに沢山のことを学んでもらうために、相撲道の作法を学んだり、周囲の人々への礼儀、礼節、感謝の心を育み、試合に勝つ喜び、負ける悔しさ、といった様々な感情を味わうことを通して、困難に立ち向かえる強い心の成長につなげていきます。優勝した児童には第38回わんぱく相撲全国大会に出場していただき、両国国技館で競技する最高の体験、努力が実を結んだ達成感、そして一生持ち続ける大きな自信を得る機会を提供します。さらに、ジョブKIDSスマイルタウンくりはらの開催です。子供たちに栗原には素晴らしい企業が沢山あることを知ってもらい、参加いただく企業の皆様には、まちづくり参画への意識向上をしていただくことを目的として、地域の子供たちと企業・大人たちの交流する貴重な機会を提供する本事業を開催し、子供たちが将来栗原で仕事をして幸せに暮らしていくビジョンを創生していきます。また、本事業は今年で第9回目を迎える成熟した事業であり、今後の事業譲渡も視野に入れて考える時期となりました。最善の方法を模索し活動をしてまいります。
栗原の未来を担う子供たちの成長のためには、我々が栗原の素晴らしさを発見することが大切です。笑顔あふれる栗原を実現することを目指して、自らのために、そして地域の未来のために、新たな価値を見出して、次世代へと継承していきましょう。
地域経済研究委員会基本方針
地域経済研究委員会 委員長 佐藤 浩太
現在の日本国内においては少子化による人口減少や、高齢化による社会保障負担の増加など様々な問題がある中で、一部の都市部を除いた多くの地域では、若者の都市部への流出も重なっており、地域の規模が年々縮小の一途をたどっている状況となっております。そのような状況の中、地域を今後も存続していくためには、地域経済の活性化が最も重要となってきます。私たちの暮らす栗原が、どのような現状かを、一人ひとりが知り、地域の課題と地域の経済へ対し、理解をもって活動を行っていくことが必要です。
まずは、経済についてのメカニズムの基礎知識を理解するために、研修等を受講し理解を深めてまいります。理解を深めた我々が主導となり行動し、今後の地域経済の活性化の目的を共有します。そして、地域経済の活性化を実現するためには、地域創造委員会と連携し活動していくことが重要と捉え、まちづくりと地域経済の相互関係を築きあげ、そこから相乗効果を生み出していきます。さらに一方の変化が他方にどのような効果をもたらすのかを課題として捉え、双方の答えを踏まえ、民間企業や行政を巻き込むことにより、この先どのような活動が必要なのかを共に考え、互いの意見を尊重し、取り組んでまいります。また、栗原市の強みと弱みを市民全体が理解し、2023年に行う取り組みを一つ一つ振り返ることにより課題を抽出し、未来に向けての取り組みを継続的に行っていくために、取り組みの結果を徹底的に検証することにより、栗原市の今後に活かしてまいります。
私たちがこれから取り組む活動が、魅力に溢れた新たな栗原市を創造し、地域経済活性化の起点となることを見据え、我々が主導となり、徹底的に経済について学びを得ていきます。そのうえで行政、市民と共に考え活動し、自らのために、地域のために、新たな価値を見出し、邁進してまいります。
地域創造委員会基本方針
地域創造委員会 委員長 伊藤 真大
現在、日本では少子高齢化が進み、人口減少の一途を辿り、栗原市においても今後も人口減少は避けられないと予測されているなか、若年層の都市部への流出も多いのが現状となっています。我々は人口減少社会に順応したまちづくりを重要と考え、地域の特性を生かした魅力を地域に住まう人々と共に見出し、郷土愛を高め、多くのひとが将来に夢を持てる安心で住みやすい、時代に即した新しいまちづくりを推進していく必要があります。
まずは、栗原青年会議所メンバー内で相互理解を深めるため、多面的角度から具体的に栗原を見ることで、地域の良さを認識し、何が課題で、それぞれが描く理想のまちづくりとは何かを共有し、メンバー内で情報を共有できる関係を築きます。そして、理想とするまちづくりを効果的に推し進めるために、課題点の解決策を模索し探求することで、新たなまちづくりを創意し、理想を現実にするための道筋を見出します。さらに、栗原の可能性を広げるために、住民参加型のまちづくりが必要であり、地域の方々、特にこれから地域を盛り上げていく若い世代を巻込み、意見を出し合うことにより、今までの概念にない発想を取込みます。また、地域活性化には必要不可欠な若い人材を育むために、共に学び、共に成長していくことで、地域を牽引する人材へのきっかけをつくり、新たな世代へ繋げていきます。そして、魅力あるまち栗原にするために、ひとつの未来像として具体案を計画し、活動を支援する体制づくりを考え、メンバー内だけでなく地域の住民をはじめ、行政・企業に発信し、巻込むことで新たなるまちづくりを展開していきます。
我々の活動により魅力あふれる暮らしたいまち栗原を実現させる基盤を築き上げ、地域への周知と賛同を頂き、連携がより強固になります。変化に対応できる若き力が育み、次世代へ繋げていく先導者として、自らのため、地域のために、新たな価値を見出します。