地域連携確立委員会基本方針
地域連携確立委員会 委員長 佐藤 達也
本年、地域連携確立委員会は、青少年育成と地域の活性化に取り組んで参ります。現在のコロナ禍と世界恐慌の続く中、また、それ以前から長期デフレにて人口は減少し、宮城を除く東北では年少人口が10年で20%減となりました。お金がなく出産できない若者も7割を超える中、国家予算増加率については世界最低であり、連動している栗原市の歳入も同様に停滞しています。子供たちの未来のためにも地域の活力となる運動が必要です。
まずは、次世代の明るい未来を切り開くために、コロナ禍の状況を鑑みつつ、小学生を対象に、わんぱく相撲栗原場所を開催致します。それは、相撲という国技を通じて、礼儀作法や周囲に対する感謝を学び、勝負にまつわる喜怒哀楽を通じた成長の機会となります。
そして、企業が地域の子供達に携わる、大人の意識変容も踏まえた青少年育成のために、市内の小学生を対象に、ジョブKidsスマイルタウンくりはらを開催致します。これより、職業体験という将来の学びを得ると共に、地域の職業人との交流の機会と致します。
さらに、今年で38年となるわんぱく相撲栗原場所、また、本年で10年目となるジョブKidsスマイルタウンくりはらについては、事業の活性化をするために、企画段階から新たな視座を見出し、固定観念に囚われないよう、他団体との共催を目指して参ります。
また、人と人とを結びつけて地域の人々の活動が活性化するために、地域を取り巻く現状を関係者各位と共有し、各人の思いを汲み取りつつ、交流を深め、そこから欲される行動を考えながらも、それぞれの立場に固執することのない協働の道筋を模索して参ります。
そのようにして、私たち地域連携確立委員会は、地域の未来を育みつつも、大人も一丸となって未来を見据え、共に話し合い、交流を深め、現状を認識しながらも、本当に地域を活性化させるために必要なことを考え、共有、行動し、希望に満ちた栗原を実現します。
会員拡大交流委員会基本方針
会員拡大交流委員会 委員長 高橋 慎也
栗原青年会議所は「より豊かな明るい地域の創造」を目指して1971年に設立され、諸先輩方がこれまでの51年の歴史の中で、数々の青少年事業、地域のリーダー育成、地域貢献事業を継続的に行って参りました。しかしながら、年々会員数が著しく減少しており、このまま減少が続いた場合、会の存続自体が危ぶまれる状況にあります。より良い地域をつくっていくためには地域の意欲ある青年世代の仲間を増やすことが必要です。
まずは、メンバー一丸となって積極的に会員拡大を行うために、現在の栗原青年会議所の状況を明確にし、危機感を共有することで会員拡大への気概と覚悟を持ってもらいます。また、過去の会員拡大方法について再度検証し、有効であった方法を会全体で学び、それに基づいた会員拡大ツールを作成するとともに、各委員会の垣根を超え各々が明確な目標を掲げることで、活動意欲を高めてもらいます。そして、会員候補者との交流会を開催することで、地域の青年世代とのより深い関係性を築き、栗原青年会議所に興味を持ってもらい会員拡大へと繋げていきます。さらに、青年会議所の魅力を多くの意欲ある青年世代に伝えるために、これまでの主な活動実績やメンバーそれぞれの会を通じての成長体験など青年会議所とはどういった団体で何が得られるのかという部分を強く発信し、より円滑な入会を推進していきます。また、今まで栗原青年会議所を支えてきたメンバーに感謝しつつ、一年を振り返ることで、活動が出来るのは周りの支え、協力があるからということを再認識し、今後に向け新たなる一歩を踏み出してもらいます。
青年会議所は40歳で卒業という限られた期間であるからこそ、1年を大切にし、共に協力できる仲間と活動をしていくことで自身の成長へと繋げることができます。同志を増やし魅力溢れる栗原青年会議所を築き上げることで、希望に満ちた栗原を実現します。
東北青年フォーラム実行委員会基本方針
東北青年フォーラム実行委員会 委員長 上田 幸次郎
JCI栗原は会員数の減少に伴うマンパワー不足といった課題を抱えていますが、東北地区協議会最大の運動の発信の場として受け継がれてきた東北青年フォーラムを主管することは、様々な方々と連携に基づく地域づくりの推進に向けたパートナーシップを築く絶好の機会です。私たちは主管青年会議所としての重責を組織の発展と会員の成長の糧と捉え、より良い栗原へ発展することを願い行動する人々の輪を拡げていく必要があります。
まずは、東北地区協議会と共に東北青年フォーラムin栗原を成功に導くために、大会事務局設置等の主催主管契約事項を確実に履行することで、各地青年会議所の運動の昇華につなげます。そして、市民が積極的に地域づくりに参画する栗原にするために、東北青年フォーラムに向けた様々な方々とのパートナーシップの構築を推進することで、中長期的な主管益として大会以降も活かすことができる地域の財産にします。さらに、大会を通じて得られる地域益として地域への経済効果を高めるために、栗原及び東北の産品を堪能できるたからいちを企画・実施することで、栗原の魅力を広く東北に発信します。また、東北地区内メンバー同士の交流を通じて各地における運動への活力を湧き上げるために、栗原ならではの企画を盛り込んだ大懇親会を企画・実施することで、メンバーに地域の特色を堪能してもらいます。そして、JCI栗原会員及び東北青年フォーラムを共に創りあげるパートナーとの連携の強化と大会に向けた意識を高めるために、東北青年フォーラムに向けた例会を企画・実施することで、大会の成功と大会以降の地域づくりにつなげます。
東北青年フォーラムの主管を通じて、私たちの運動に共感を得ることを可能にする会員個々の成長と会員拡大による組織の増強が果たされると同時に地域づくりに参画する人々の大会後も見据えた強固なパートナーシップが構築され、希望に満ちた栗原を実現します。